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概要

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~ ちゃんと知っちゅう?がん検診 ~高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種について1.高齢者肺炎球菌ワクチンと制度について このワクチンは肺炎球菌感染症を予防するものです。肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。 約3~5%の高齢者には、鼻やのどの奥に菌がいるとされています。これらの菌が、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。 高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種制度では、今までこのワクチンを接種したことがない方を対象に、平成30 年度までの間に1 人1 回定期接種の機会を設けており、対象となる年度においてのみ、定期接種としての公費助成が受けられます。2.定期予防接種の対象者 平成30 年度の接種対象者は次の方です。? 平成30年度中に以下の年齢になる方で、今までこのワクチンを接種したことがない方。65歳:昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生  70歳:昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生75歳:昭和18年4月2日~昭和19年4月1日生  80歳:昭和13年4月2日~昭和14年4月1日生85歳:昭和 8年4月2日~昭和 9年4月1日生  90歳:昭和 3年4月2日~昭和 4年4月1日生95歳:大正12年4月2日~大正13年4月1日生 100歳:大正 7年4月2日~大正 8年4月1日生? 60 歳~ 65 歳未満の方で、次の状態のある方・心臓、腎臓、呼吸器機能に日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方。・ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方。(身体障害者手帳1級相当の方)3.接種料金  2,000 円(自己負担金として、医療機関にお支払い下さい。)※任意接種の場合は1回で8,500円程度の接種料金となりますが、公費助成により上記金額が自己負担額になります。※接種対象者のうち、生活保護受給者は自己負担金が免除されます。接種前に住民課(又は文化会館)で、自己負担金免除証明書発行手続きが必要です。印鑑を持って手続きをしてください。4.接種回数  公費助成による接種回数は、1人1回まで。5.予防接種の受け方①役場住民課までご連絡ください。予診票をお渡しします。②予診票に必要事項を記入のうえ、接種時に医療機関へ提出してください。体温は医療機関で測ります。③接種を受ける方の生年月日、住所確認のため、接種日には健康保険証、介護保険証、免許証等を持参してください。※任意接種の場合、前回の接種から5年以内は、必ず接種を避けてください。6.実施医療機関 ◆県内医療機関の場合:県内のほとんどの医療機関で接種できます。予約を必要とする医療機関もありますので、直接ご確認ください。 ◆県外医療機関の場合:接種をする前に、医療機関又は住民課にお問い合わせください。(医療機関によっては、公費助成されない場合があります。)お問い合わせ先 東洋町役場 住民課 ? 29 - 3394○乳がん検診(今年度中に40歳以上となる女性、前年度未受診の方が対象) 12 人に一人が乳がんを発症、年々増加しているのが乳がん!忙しくてもやってほしいのは、検診と、セルフチェック。早期発見がカギです。■検査項目 マンモグラフィー検査・・・乳房を圧迫版ではさみ、エックス線撮影します。痛みは多少ありますが、正確な写真をとるのにはとても重要です。20 分程度の検査。○肺がん検診(今年度中に40歳以上となる方、1年に1回) 高知県民のがんの中で一番死亡率が高い部位です!特に、男性は女性に比べると3~4倍肺がんになる人が多いです。喫煙歴のある方は、特に注意が必要です。■検査項目 胸部エックス線検査・・・肺全体をエックス線で撮影し、異常がないかを調べる検査です。検査時間は数分で、痛み等もありません。○大腸がん検診(今年度中に40歳以上となる方、1年に1回) 大腸がんは早期発見で100% 近く完治できます!! 食生活の欧米化でかかる人は増加傾向です。大腸がんは早期に発見できれば、内視鏡的切除や手術などで、100% 近く完治できることがわかっています。■検査項目 便潜血検査・・・採便容器をもらって自分で便をとって提出するだけのカンタンな検査です。2日分の便を調べ、大腸内の出血の有無を調べます。○子宮頸がん検診(今年度中に20歳以上となる女性、前年度未受診の方が対象) 若い世代で発見されやすいですが、2年に一回の検診を忘れずに!■検査項目 医師による視診、内診、細胞診・・・細胞診は専用のブラシで細胞をこすり取ります。数分程度の検査で、痛みはほとんどありません。9 第183号 広報とうよう 平成30年10月